ダイハツムーヴのブレーキブースターがリコールになったのは、車体フロントのカバー組み立て不良が原因です。不十分な組み立てにより雨水がブレーキ部に侵入し、ブレーキブースターに錆が発生します。
この記事では、国土交通省への届出内容をもとに、なぜ40万5963台に広がったのかを整理します。
【結論】ダイハツムーヴのブレーキブースターがリコールになった理由はカバー不良の雨水侵入にあった
![[Conclusion] The reason for the recall of the brake booster in the Daihatsu Move was that a faulty cover allowed rainwater to enter.](https://my-shrine-temple.page/wp-content/uploads/2026/06/6ee26558b6352b4cf40ae87e28431e02-300x225.jpg)
ムーヴのリコールは、フロントカバーの組付不良で雨水がブレーキ部に侵入するのが原因です。ブースターが錆びて最悪の場合穴が開き、ブレーキの効きが悪くなって制動距離が伸びるおそれがあります。
ダイハツムーヴのブレーキブースターがリコールになったのは、車体フロント部のカバー組み立てが不十分だったためです。このカバーの不良により、走行中に雨水がブレーキ部へ侵入します。
侵入した雨水がブレーキブースターに触れることで錆が発生し、最悪の場合はブレーキブースターに穴が開きます。穴が開くと、ブレーキを踏んでから車が止まるまでの距離が本来より長くなるおそれがあります。
ダイハツは2026年3月26日、この不具合を国土交通省に届け出ました。対象はダイハツムーヴを含む5車種・40万5963台で、製造期間は2016年9月から2023年6月です。国土交通省の公式情報によると、すでに77件の不具合報告が寄せられています。事故は起きていませんが、放置すると重大な危険につながるため、対象車両のオーナーは早急な点検が必要です。
なぜカバーの組み立て不良が40万台規模に広がったのか、その背景と対象車種の詳細を次のセクションで整理します。
【背景】なぜカバーの組み立て不良が見逃されたのか
![[Background] Why was the faulty assembly of the cover overlooked?](https://my-shrine-temple.page/wp-content/uploads/2026/06/b6eee17a3e3763c30815ccd624e1f940-300x224.jpg)
ムーヴのリコールはカバーの組付不良が原因ですが、見逃された理由は不明です。ダイハツは2023年の認証不正で品質管理の甘さが指摘されており、今回も製造工程での確認不足が根本にあるとみられます。
ダイハツムーヴのブレーキブースターに錆が発生した直接の原因は、車体フロント部のカバー組み立て不良です。しかしなぜこの不良が製造ラインで見逃され、40万台規模に広がったのかという点は、国土交通省の届出内容だけでは明らかになっていません。
ダイハツは2023年に、車両の認証試験における不正行為が発覚し、国土交通省から是正を求められた経緯があります。この不正問題の調査過程で、製造工程における品質管理の甘さが複数指摘されていました。今回のブレーキブースターの不具合も、製造工程でのカバー取り付けの確認が不十分だったことが根本にあるとみられます。
対象となるダイハツムーヴの製造期間は2016年9月から2023年6月と、約7年間にわたります。この長期間にわたって同じ不良が継続していた点は、品質管理の仕組みそのものに課題があった可能性を示しています。ダイハツは現在、対象車両の所有者に順次連絡を取り、無償修理を進める方針です。
【対象車種】ダイハツムーヴ以外にリコールとなった4車種はどれか
![[Affected Vehicles] Which of the four vehicles other than the Daihatsu Move was recalled?](https://my-shrine-temple.page/wp-content/uploads/2026/06/74655511b30fd6327c43c993b536b5c9-300x168.jpg)
今回のリコール対象はムーヴのほか、ウェイク、タント、キャスト、トールの計5車種・約40万台です。いずれもダイハツが2016年9月から2023年6月までに製造した軽自動車または小型車が対象となります。
今回のリコールでブレーキブースターの不具合が確認されたのは、ダイハツムーヴだけではありません。国土交通省への届出によると、対象は以下の5車種・合計40万5963台です。
ダイハツムーヴのほか、「ウェイク」「タント」「キャスト」「トール」の4車種が含まれます。いずれもダイハツが製造した軽自動車または小型車で、2016年9月から2023年6月の間に製造されたものが対象です。
ブレーキブースターは、運転者がブレーキペダルを踏む力を油圧で増幅し、少ない力で確実に車を止めるための装置です。この装置に錆が生じて穴が開くと、ブレーキの効きが本来より弱くなります。
具体的には、ブレーキを踏んでから車が完全に止まるまでの距離が長くなるため、追突事故や衝突事故につながる危険があります。国土交通省の公式情報によると、これまでに77件の不具合報告が寄せられていますが、事故は確認されていません。
対象車両を所有している場合は、ダイハツの販売店またはサービス工場に問い合わせることで、無償で修理を受けられます。
【今後】ダイハツムーヴのブレーキブースター交換はどこで受けられるか
![[Future] Where can I get the brake booster replaced on my Daihatsu Move?](https://my-shrine-temple.page/wp-content/uploads/2026/06/095e349b720185e974c799e1073c74b0-300x273.jpg)
リコール修理はダイハツ販売店等で無償対応します。所有者へは順次通知されますが、車台番号があれば事前に専用窓口や国土交通省のサイトで対象か確認できます。車検証を手元に用意して調べるとスムーズです。
ダイハツムーヴのブレーキブースターのリコール修理は、全国のダイハツ販売店およびダイハツ認定のサービス工場で無償対応しています。対象車両の所有者には、ダイハツから順次、書面またはメールで通知が届く予定です。
通知が届く前でも、車台番号(車検証に記載)をダイハツのリコール専用窓口に伝えることで、対象かどうかを確認できます。国土交通省のリコール情報検索サービス(国土交通省公式サイト内)でも、車台番号を入力すれば対象車両かどうかを調べられます。
修理の内容は、ブレーキブースターへの雨水侵入を防ぐカバー部材の交換または補修です。すでに錆が発生している場合は、ブレーキブースター本体の交換も行われます。修理にかかる費用は全額ダイハツが負担するため、所有者の自己負担はありません。
ダイハツムーヴを含む対象5車種を所有している方は、通知を待たずに早めに販売店へ連絡することをおすすめします。ブレーキブースターの不具合は、走行中に突然ブレーキの効きが悪くなるリスクがあるため、早期対応が安全につながります。
まとめ
ダイハツムーヴのブレーキブースターがリコールになった理由は、車体フロントのカバー組み立て不良による雨水侵入にあります。対象は5車種・40万5963台で、国土交通省への届出は2026年3月26日に行われました。
修理は全国のダイハツ販売店で無償対応しています。対象車両の所有者は、早めに販売店へ問い合わせてください。

